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一人で悩む事はもうこれで終わり。一緒に考え・取り組み・結果が出る様にしましょう!!
「その昔、身体の状態を「脉(みゃく)」を診て診断していた・・・。
古代中国では、古典によると、身体の状態は「脉」に現れると考えられ、その状態を治療に生かす方法が「鍼灸」であると位置づけられていたのです。
その歴史は、二千年とも三千年ともいわれています。
今現在の治療の主体となってしまっている、いわゆる刺激鍼治療は数十年の歴史しかありません・・。
辛い筋肉の部分にブスッと刺すだけで、全身に影響を与える治療ができると思いますか?
家で例えるなら、基礎(土台)となる部分の治療が「全身のバランスをとる治療」=「本治法」となります。各経絡のバランスを整えるこの最初の治療がとても重要で、これをせず患部だけにに治療を行っていても「体質改善」にも「自然治癒力向上」にもなりません。つまり(土台)がしっかりしていなくては、その上にある壁や屋根をいくら補修しても家は傾いたままですよね。
この(土台)作りにはある程度の時間はかかりますが、一回ごとの治療で全身が緩む感覚は得られます。それを繰り返すことで、氣血が整い充実した身体へと変化して行くのです。
継続は力なりで、定期的に体調管理を行っている方をみていると、その変化を感じている方が多いです。
変化は、身体全体に現れます。その変化を、細かくとらえ治療を進めていく事が非常に大切です。刺す事はほんのわずかです。基本的には「ほぼ判らない位の刺激」で行いますので、負担が少なく身体全体の変化を良い方向に向かわせる事が出来るのです。
歴史に裏付けられた治療法「伝統鍼灸術」を知って頂き、ご自分のお身体の改善にお役立て下さい。
東洋医学の考えでは、からだの仕組みを大きく分けて、「氣」・「形」・「経絡(けいらく)」から成り立っていると考えられています。
「氣」は生体の活力として働くもの。「形」は身体の構造なすもの。「経絡」は身体をめぐる気血の通り道・・という具合です。
その通り道を、治療を通じて「流れを良くしてあげる」ことが健康への近道です。
からだには、臓腑(ぞうふ)というものがあります。
五臓(ごぞう) 肝・心・脾・肺・腎
六腑(ろっぷ) 胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦、および奇恒(きこう)の腑ー骨・髄・脳・脈・胆・女子胞をそれぞれさします。
五臓は実質器官であり、生命活動の中枢となって働く。
六腑は中空器官であり、消化・吸収・配布・排泄に関与しています。
東洋医学にも、ちゃんとした考えをもとに、それぞれの役割を体系的にとらえているのですね。
経絡とは、氣血の運行する通路・・とお話ししました。
この経絡は、古代中国人が、長い臨床観察を通じて得た一つの思想体系で、とくに鍼灸医学にあたっては、診断と治療に深くかかわっており、とても重要なものです。
経絡の機能は
① 臓腑や、皮肉筋骨などに気血を巡らせ、人体の健全な生理活動を維持するもの
② 気血の過不足や外邪の侵入などに応じて、疾病の生ずるところ
③ 病態に応じて診断をするところでもあり、治療を施すところ
となっています。
この考え方が、当治療室の基本となり
これらをもとにして治療を進めていきますので、鍼灸は単なる「刺激」道具ではない(ブスブス刺すものではない)という事が、お分かりいただけると思います。
ちなみに経絡には「十二の経絡」があるのです。
「脉診」とは、切診(せっしん)という手指や手掌
を直接患者様に触れて診察する方法のひとつです。
そのなかの「脉診(みゃくしん)」は脉の数や拍動の状態、強弱など、脉の性状を診て、臓腑・経絡の異常を診断するものです。
からだに異常や、病気などの変化があれば、上記にある「十二経絡」に変化が必ず現れます。
脉診にもさまざまありますが、当治療室では「六部常位脈診(ろくぶじょうみゃくし
ん)」という方法で、両手の橈骨動脈上に配当する、臓腑経絡の状態を診断し治療に生
かしていきます。
治療を進めていくと、一鍼ごとに、その脉状や腹部は変化していきます。
そして、異常のあった十二経絡の部位に良い変化が現れていきます。
状態の変化を診ながらおこないますので、無理のない治療が可能となっていくのです。
体調の変化はいきなり起きるものでもなく、「内傷なければ、外邪入らず」という東洋
医学の考えから考えれば、からだ内面の状態が充実していれば、良くないもの(例えば
ウイルスなど)は入ってこないのだ、という事になります。
※少しずつ少しずつ身体が悪い方向に行く事は、なかなか感じ取れない部分もあるかと
は思います。ですから、治療をしても急激に回復するという事よりも、少しずつ時間を
かけなければ元通りにはなかなかならない、というような考えで普段の「おからだの変
化」を感じ取ることが大切かと考えます。
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